オルセーのナビ派展 : 美の預言者たちを観ました [アート]
2 月 9 日、この日は定時でサクっとあがって東京駅へ GO!!
三菱一号館美術館で開催中の、「オルセーのナビ派展 : 美の預言者たち」 を観に行ったのです。
しかもこの日は、ブロガー特別内覧会。
美術ブログで有名な 「青い日記帳」 の tak さんと、美術館館長によるギャラリートークもあります。抽選で当たって良かった^^
ナビ派。
名前は知っていて、なんとなく惹かれる作品も多いのですが、具体的にどういうものなのかは知らなかったので参加したかったのよね。
ナビ派は 19 世紀のパリで、ゴーギャンの美術から影響を受けて結成された芸術家グループ。「ナビ」 はヘブライ語で 「預言者」 を意味するんだって。新たな美を目指す自らをそう称したんだって。
でもナビ派の展覧会は海外でも殆どおこなわれていなくて、93 年にオルセー美術館で開催したくらいなんだとか。日本ではもちろん初めて。知名度のない一派だけど、最近はフランスでも再評価されてるそうな。
【ゴーギャンの作品】
余談で、オルセーの館長をつとめているコジュヴァル氏はナビ派に詳しく、今年の 3 月で退任するんだけど、その後はナビ派センターを作るとかってハナシを聞きました(笑)
ナビ派は、てかりのないマットで平面的な画面が好きなんだけど、それは浮世絵の影響からきているようです。作品がテカテカしてないから、照明が当たっても見やすいなという印象を受けました。この平面的な感じは、日本人には本当に馴染みやすい気がしたよ。親和性が高いので、ある意味、印象派よりも日本人には馴染みやすいのでは?というハナシが出たけど、その通りかもと感じました。
【エドゥアール・ヴュイヤール】
ナビ派の描く特徴のひとつに日常的主題というものがあるんだけど、その中で描かれる子供たちの表情が本当に可愛らしくて、観ていてほっこりしちゃいました。
ヴァロットンのように、ちょっと意味深な作品もあるけどね(笑)
【モーリス・ドニ】
【ヴァロットン】
装飾性を重視した画面構成もナビ派の特徴。そして芸術家を、可視の世界と不可視の世界の仲介役とみなしたんだそうな。
このドニの作品も装飾的に観ても本当に美しいなーって思いました。装飾壁画のための習作なんだって。
【モーリス・ドニ】
こちらのセリュジエの作品は四曲屏風なんだけど、めちゃめちゃ日本っぽいって思っちゃいました^^
舞台美術、大壁面装飾も手がけた人物らしいのですが、この屏風は和室にも合いそうって感じたわ。
【マルグリット・セリュジエ】
今回、ピエール・ボナールの作品は著作権が切れてないので SNS への投稿は禁止されてました。そんなわけで、素晴らしい作品が多かったんだけど、ちらしの写真を除いて、ボナールの作品は載せてません。気になる人は三菱一号館美術館のサイトか、展覧会に行ってね^^
ボナールは 「日本かぶれのナビ」 というあだ名が付くくらい日本美術を愛好したんだって。
今回の展覧会。計80点の作品がやってきたのですが、これだけまとめてナビ派の作品が観られて満足。今後注目されるだろう一派だと思うので、ぜひぜひこの機会に美術館へどうぞ^^
展覧会後は、おデブのもとの担担麺(笑)
-----------
「オルセーのナビ派展 : 美の預言者たち」
三菱一号館美術館
2017年2月4日~5月21日
http://mimt.jp/nabis/
※ 公式サイトのナビ派誕生ストーリーは面白いですよ^^
http://mimt.jp/nabis/artist.html
-----------
今日は朝早くから出かけるので、コメントのお返事遅れます。
すみません m(_ _)m
三菱一号館美術館で開催中の、「オルセーのナビ派展 : 美の預言者たち」 を観に行ったのです。
しかもこの日は、ブロガー特別内覧会。
美術ブログで有名な 「青い日記帳」 の tak さんと、美術館館長によるギャラリートークもあります。抽選で当たって良かった^^
ナビ派。
名前は知っていて、なんとなく惹かれる作品も多いのですが、具体的にどういうものなのかは知らなかったので参加したかったのよね。
ナビ派は 19 世紀のパリで、ゴーギャンの美術から影響を受けて結成された芸術家グループ。「ナビ」 はヘブライ語で 「預言者」 を意味するんだって。新たな美を目指す自らをそう称したんだって。
でもナビ派の展覧会は海外でも殆どおこなわれていなくて、93 年にオルセー美術館で開催したくらいなんだとか。日本ではもちろん初めて。知名度のない一派だけど、最近はフランスでも再評価されてるそうな。
【ゴーギャンの作品】
余談で、オルセーの館長をつとめているコジュヴァル氏はナビ派に詳しく、今年の 3 月で退任するんだけど、その後はナビ派センターを作るとかってハナシを聞きました(笑)
ナビ派は、てかりのないマットで平面的な画面が好きなんだけど、それは浮世絵の影響からきているようです。作品がテカテカしてないから、照明が当たっても見やすいなという印象を受けました。この平面的な感じは、日本人には本当に馴染みやすい気がしたよ。親和性が高いので、ある意味、印象派よりも日本人には馴染みやすいのでは?というハナシが出たけど、その通りかもと感じました。
【エドゥアール・ヴュイヤール】
ナビ派の描く特徴のひとつに日常的主題というものがあるんだけど、その中で描かれる子供たちの表情が本当に可愛らしくて、観ていてほっこりしちゃいました。
ヴァロットンのように、ちょっと意味深な作品もあるけどね(笑)
【モーリス・ドニ】
【ヴァロットン】
装飾性を重視した画面構成もナビ派の特徴。そして芸術家を、可視の世界と不可視の世界の仲介役とみなしたんだそうな。
このドニの作品も装飾的に観ても本当に美しいなーって思いました。装飾壁画のための習作なんだって。
【モーリス・ドニ】
こちらのセリュジエの作品は四曲屏風なんだけど、めちゃめちゃ日本っぽいって思っちゃいました^^
舞台美術、大壁面装飾も手がけた人物らしいのですが、この屏風は和室にも合いそうって感じたわ。
【マルグリット・セリュジエ】
今回、ピエール・ボナールの作品は著作権が切れてないので SNS への投稿は禁止されてました。そんなわけで、素晴らしい作品が多かったんだけど、ちらしの写真を除いて、ボナールの作品は載せてません。気になる人は三菱一号館美術館のサイトか、展覧会に行ってね^^
ボナールは 「日本かぶれのナビ」 というあだ名が付くくらい日本美術を愛好したんだって。
今回の展覧会。計80点の作品がやってきたのですが、これだけまとめてナビ派の作品が観られて満足。今後注目されるだろう一派だと思うので、ぜひぜひこの機会に美術館へどうぞ^^
展覧会後は、おデブのもとの担担麺(笑)
-----------
「オルセーのナビ派展 : 美の預言者たち」
三菱一号館美術館
2017年2月4日~5月21日
http://mimt.jp/nabis/
※ 公式サイトのナビ派誕生ストーリーは面白いですよ^^
http://mimt.jp/nabis/artist.html
-----------
今日は朝早くから出かけるので、コメントのお返事遅れます。
すみません m(_ _)m