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サントリー美術館で開催中のエミール・ガレ展に行ってきました [アート]

16日は朝から出かけていたので、みなさんのところに行けなかったです。
今日はお伺いしますねー♪
本日も展覧会ネタです。
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サントリー美術館で開催しているエミール・ガレ展に行ってきました。

ちらし

19 世紀後半から 20 世紀初頭にかけて沸き起こったアール・ヌーヴォー。
エミール・ガレは、フランス東部ロレーヌ地方の古都ナンシーで、独自の表現世界を展開をした人物。名前はあまりにも有名で、展覧会には良く出てくるけど、ガレだけの展覧会は、私はもしかしたら初めてかもしれないなあ。

きれい

今回の展覧会でビックリしたのは、とにかくデッサンや下絵が緻密で素晴らしいこと。
これだけでも十分にボタニカルアートになるんじゃないか?ってくらい緻密でそして美しい。その下絵と形になった器を比べてみる楽しさがありました。

実際、ガレの邸宅では 1 ヘクタール以上の庭園を構えていて、2000種類以上の植物を育てていたんだそうな。その植物をじっくり観察して作品に生かしたんだろうね~。ホップの実と葉をモチーフにしたビールジョッキなんて、素晴らしかった!これで飲みたい!

こちらも

ガレは、創作の原動力として作品の下絵や意匠類の制作を非常に重要視したんだそうな。なるほどねえ。

心豊かに

1889 年に開かれたパリ万博。
日本や中国などの東洋の工芸品にもいろいろ影響は受けたようです。日本の伊万里焼から借用されたといわれているデザインの作品もあって、とても優美な感じがしました。

北斎の版本をもとにしたデザインの壺もあったよ。龍が描かれてるのw

ガレの言葉で印象に残ったものは以下です。
「学術的に再現された博物学者の記録資料は、どれほど精緻なものであっても感動はさせられない。そこには人間の魂が抜け落ちているから」

植物をじっくり観察して、そしてそこに魂を吹き込んで人を魅了する作品を作り出す。
すごいなあ~~って思いながら作品を楽しみました^^

ごちそうさま

展覧会後のランチは、トムヤムフォー♪
美味しかった!

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オルセー美術館特別協力
生誕170周年 エミール・ガレ
サントリー美術館
2016年6月29日~2016年8月28日
10:00~18:00 ※ 金・土は20:00まで
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_3/

あおくん

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電話が鳴ったので出たら、自動音声。TBS だったかな?
世論調査でした。初めてチャレンジしちゃったよー。
東京都知事選挙に関するものでした〜。

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