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ポンピドゥー・センター傑作展を観てきました [アート]

東京都美術館で開催中の 「ポンピドゥー・センター傑作展」 を観に行きました。
若冲展とは違って空いてます(笑)

ゆっくり見られた

1906年、フォーヴィズムが台頭した年から 1977 年のポンピドゥー・センター開館まで。1年に1作家、1作品を紹介するという面白い試みの展覧会です。

年代をおって観ていきます

ポンピドゥー・センターは、正式にはジョルジュ・ポンピドゥー国立美術文化センターといって、パリ4区にあります。絵本 「リサとガスパール」 のリサが住んでいるのはポンピドゥー・センターのパイプなんだよね(笑)

リサとガスパール

記念すべき 1906年の作品は、ラウル・デュフィの <<旗で飾られた通り>> です。

じゃじゃーん

シャガール、マティス、ピカソなど有名な画家の作品もあったけど、知らない作家さんの作品も沢山あって興味深かったです。

エッフェル塔も面白かった

20 世紀の作家たちは、戦争に巻き込まれてきたんだなーっていうことも実感してしまったよ。世界大戦だもんね・・・それまでの時代とは規模が違うよね。

1929 年は、セラフィーヌ・ルイという人の <<楽園の樹>> という作品が紹介されていました。なんか惹かれた。でもこの画家はのちに精神を病んでしまったんだね。

なんか綺麗

1941 年は、フルリ・ジョゼフ・クレパンの <<寺院>>
寺院の上に描かれたたくさんの顔。鎮魂の歌を歌っているようにも見えるし、多くの民衆の心の叫びにも感じてしまう作品でした。

歌ってる

1935 年のピカソは <<ミューズ>> で、これは日本初来日。

ピカソですー

終戦を迎えた 1945 年には作品はありませんでした。
そのかわり、エディット・ピアフが歌う「バラ色の人生」が流れていました。

全体を通して、1960 年以前の作品たちが好みだったなーって思いました。
まだ空いていたのでゆったりと観ることが出来ましたよ。

以下、気になった作家さんの覚書〜〜
1930年 カミーユ・ボンボワ
1936年 パブロ・ガルガーリョ

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ポンピドゥー・センター傑作展
 〜ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで〜
東京都美術館
2016年6月11日〜9月22日
9:30~17:30
※ 金曜は20時まで(21時までの日もあるので、公式をチェックしてね)
http://www.tobikan.jp/exhibition/h28_pompidou.html
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同じく東京都美術館で 6月19日まで開催されている「独立選抜書展」 には、ソネブロの ligia さんが作品を出品していたので観てきましたよ。

今回は論考の一節でした。
この一節を書いているとき、どんな気持ちだったのかなーって思いながら観ました。
ligiaさん、お知らせありがとうございました^^

「独立選抜書展」
http://www.dokuritsu.or.jp/tenrankai/tenrankai.htm

もふもふー

うん。なるかもしれないねww
こんなうみの顔も UP しておこう!

おてんばうみ

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