SSブログ

ポンペイの壁画展を観てきました [アート]

札幌帰省の前日。5月11日は、森アーツセンターギャラリーで開催中の 「ポンペイの壁画展」 に行ってきました。
若冲展の影響なのか、まだ始まったばかりだったからなのか空いてたー!(笑)

ちらし

紀元後79年8月24日(と云われている) にヴェスヴィオ山の噴火で滅んでしまったポンペイの町。今回の展覧会は、壁画に焦点を絞って壁画の役割と、その絵画的な価値を紹介する展覧会です。

パネル

「第1章 建築と風景」、「第2章 日常の生活」、「第3章 神話」、「第4章 神々と信仰」というテーマごとの展示になってました。

エジプト青の天井装飾という壁画は色が綺麗だったなー。こういう装飾の部屋で裕福な生活を送っていたんだろうなーと思わせる壁画。
もしもヴェスヴィオ山からもう少し離れていて噴火の被害を免れていたら、どんなふうに発展していったんだろうなーなんて思いながら観ちゃいました。快楽享楽で結局は滅んだのかもしれないけどね(笑)

展覧会の一角には、室内を再現した空間も広がっていて、
普通に展示されているよりもより室内に居る臨場感がありました(^-^)

ポンペイの近郊にエルコラーノという町があって、ここはポンペイ以上に贅沢な建物があって富裕層が住んでいたと思われてるんだそうな。やっぱりヴェスヴィオ山の噴火で、ポンペイ以上の被害に遭って、一瞬にして炭化するくらいの悲劇が起きたんだって。

アキレウス

この展覧会では、そのエルコラーノの町で18世紀に発見された奇跡の壁画が来ていて、日本初公開です。

美しい

これは本当に美しかったです!
2000年近く経っているとは思えないくらいの美しさでした。

ヘラクレス

キリスト教のことは全然知らないけど、ギリシャ神話は結構好きでいろいろ読んでいるので、神話に関する壁画はとっても面白かったです。当時のローマ人は、ギリシャ神話を学んで、ギリシャ神話の壁画を装飾するのが教養があることを示すものだったそうな。

古代ローマの詩人オウィディウスが書いたこの「変身物語」にも登場するナルキッソス。

愛読書だよー

そのナルキッソスの壁画もありました。カラヴァッジョが描くナルキッソスも良いけど、この壁画も良いねえ^^

ナルキッソスです

ちなみに、自分のポスターに見惚れているあおくんもナルキッソスなのですが・・・w

さすがです

インスタグラムでも UP したら、Club of Cats と言うところで選ばれて、たくさんの「いいね」を貰いました (^ω^)b

嬉しいね

----------
世界遺産 ポンペイの壁画展
森アーツセンターギャラリー
2016年4月29日〜7月3日
10:00〜20:00
http://www.tokyo-np.co.jp/pompei/index.html
----------

六本木ヒルズ 52F からの眺め。国立新美術館も見えます。
このあとは、ココに行ってルノワール展を観るよ。展覧会のハシゴ〜〜

新美術館ー

nice!(79)  コメント(23)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート