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岡倉天心の映画を観てきましたよ [映画・番組・GAME]

10月11日、東京都文京区にある不忍通りふれあい館で上映された、岡倉天心の映画を観に行きました。

ふれあい館

もともと映画のことを知ったのは、今年の5月に茨城を訪れたのが始まり。
震災で流された五浦海岸の六角堂が復元されていて、それを観に行ったときに、この六角堂を作った岡倉天心の映画があることを知ったのでした。

六角堂

明治。急激な西洋化の荒波が押し寄せた時代。
そんななか日本の伝統美術に価値を認め、美術運動家として近代日本美術の発展に大きな功績を残した岡倉天心。

ちらし

映画では、そんな天心の功績のほか、私生活の様子も描かれていて
私が知っている天心とはまた違った側面を見ることが出来たわ。それでも日本美術に対する情熱はすごかったんだなーと改めて思ったよ〜。

パンフレット

日本の洋画家である黒田清輝も名前だけは出てくるんだけど、天心は彼のことを良く思っていないような台詞があって、やっぱりそうなんだーなんて思ったりしました(笑)
私もね、苦手なのww

不倫による私生活のゴタゴタや、政府内の西洋派との確執などから東京美術学校校長の職を辞した天心。彼の美術に対する考えに同調した仲間たちと日本美術院をたちあげたわけなんだけど、数年で行き詰まってしまうのだ。

そのときのメンバーが横山大観たち。今では日本画の大家だよね。

こんなひとたちです

馴染みの人たち

この映画では、38歳で死んでしまう菱田春草に焦点が当てられていたかな。
菱田春草の作品って凄く好き。でも才能が認められるまでには、こんなにも多くの苦労と葛藤があったんだって知らなかったなあ〜。

魅力!

当日はこの映画の監督、松村克弥氏も来て、映画製作に関する裏話も聞けて面白かったです。監督さんの次回作のチラシも貰ってきました。

新作ちらし

ちょうどテレビで紹介されていたのを見たばかりだったのでビックリしちゃった(笑)
茨城県の鹿嶋市・神栖市の海軍航空隊にあった、プロペラも車輪も燃料も積んでいない特攻機「桜花 (おうか) 」を題材にした映画です。

サクラ花

渋谷のユーロライブで以下日程で公開とのことです。
興味がある方は是非(^-^)

2015年11月4日、5日、6日 18:00〜 / 20:15〜
2015年12月4日、5日、6日 10:30〜
【ローソンチケット Lコード:34737】
http://www.sakurabana-movie.jp/index.html

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岡倉天心の映画は、今後も上映されていくそうです。
最新情報はこちらで確認してくださいー。
http://eiga-tenshin.com/official/
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今日は朝4時に起きて、日帰りバス旅行に行ってくるので
コメントのお返事は明日させてくださいね(^▽^)
いい天気かなー???
まずは寝なくちゃ!!


そうだよー

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