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ボルドー展~美と陶酔の都へ~ を観に行きました [アート]

国立科学博物館の 「生命大躍進 脊椎動物のたどった道」 展 を観たあとに向かったのは、同じ上野公園内にある国立西洋美術館です。
こっちで開催しているのは 「ボルドー展〜美と陶酔の都へ」 なのです。

レストラン内から

科博で何回も会場内行き来したり、立ったり座ったりしながら展示を観て腹ぺこ。まずは西洋美術館内のレストランでお昼ご飯!
ボルドー展特別メニューがあったので、迷わずボルドーワインを♪
ちょっと冷え過ぎてた(笑)

うひひ

優雅に食べちゃうよぉー(^m^)

いただきますー

スズキのスープパスタをメインにいただきました♪

ごちそうさまー

お腹もふくれたので、いよいよ展覧会です!!
この展覧会は、今年の 3 月まで福岡市博物館で開催していたものと同じものです。

ちらし

フランス南西の港町ボルドー。ボルドーって聞くとワインしか浮かばない私ですが、
この町はガロンヌ河の流れに沿って三日月のかたちに発展したことから 「月の港」 って呼ばれているんだね。
18 世紀に繁栄を極め、古典主義・新古典主義の建築が立ちならぶんだそうです。

展覧会では、そんな町の様子が描かれた絵画、町づくりの計画のための資料なども展示されていました。

この展覧会の前に科博で、地球生命誕生から人類の誕生までを見てきていたでしょう。
ボルドー展の最初のコーナーでは、25,000 年前頃の石灰岩に彫られた 「角を持つヴィーナス」 も展示されていて、人類はこんな芸術をも作れるまでに進化したんだねーなんて感慨深く観ちゃいました(笑)

ヴィーナス

1 世紀後半には既にボルドーワインも作られていたんだって。
やっぱりワインの歴史は長いなあ~^^
クロード・モネが 17 歳のときに描いたワインラベル( ↓ 画像左ね) も展示されてましたよ♪

かわいいね

酔っ払いのおじさん・・・こういうおじさんを近くで見ていたのかしらね?(笑)

今回の展覧会の目玉は、ボルドー美術館所蔵のウジェーヌ・ドラクロワ 「ライオン狩り」 かな?
175×360cm という大きな作品なのですが、実は 1870 年の美術館の火災で上の部分が失われてます。

ドラクロワ

この作品を最初に観た時はライオンが優勢!で迫力がありましたー (@o@//
で、このドラクロワの作品を画学生時代のルドンが模写していたのです。火災に遭う前のドラクロワ作品の完全な構図を伝える貴重な記録になりました^^

模写

この作品を見ると、やっぱりライオンも人間に襲われていたのね^^;

ひとつひとつの作品は興味深くて面白かったけど(6万年前の人が削った水晶とかw)、展覧会全体としては、科博の生命大躍進展のほうが好みだったかな^^
でもね、すっかりボルドーワインの気分にはなってしまったわけです♪

ボルドーワイン
※ この写真のワインは美術館で買ったものではありません

というわけでミニボトルを一つ買って帰ったわけですが・・・ふつうサイズのボトルにすれば良かったわ (笑)
ミュージアムショップには田崎真也さんセレクトのワインも売られてました♪
ショップには展覧会のチケットなしで入れるから、ワインだけ買いにまた行こうかな(^^)

帰宅後ワインをあけて・・・

うみちゃん

必死に生命大躍進展の記事を書いたのでした(笑)

あおくん

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ボルドー展 ― 美と陶酔の都へ ―
国立西洋美術館
2015年6月23日~9月23日
午前9時30分~午後5時30分
毎週金曜日:午前9時30分~午後8時
月曜休館
http://www.tbs.co.jp/bordeaux2015/

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