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1966年の記録作品「イザイホウ ー神の島・久高島の祭祀ー」を観ました [映画・番組・GAME]

島酔さんのブログで気になる映画情報を見たので、さっそく行ってきました。
場所は渋谷のアップリンク。

ここですー

「イザイホウ ー神の島・久高島の祭祀ー」 です。

ちらし

沖縄島の南島 5km の海に浮かぶ小さな島、久高島。
この久高島は、昔から神の島として知られ、年間30にも及ぶ神事が島の暮らしに組み込まれているんだそうな。そして12年に一度おこなわれる 「イザイホウ」 という神事。

貴重です

30歳から41歳の、島で生まれ、島に生きる女が神になる神事。
この神事は1978年を最後に消滅しました。そしてこのドキュメンタリー映画は、1966年のイザイホウの記録作品。

不思議な映像だった

この神事を知ったのは、多分なにかの展覧会でだったと思います。
音声ナシの白黒の映像が記憶に残ってます。その後、雑誌か本でも見たことがあって、この1966年の映像を観てみたいなーって心のどこかで思ってました。今回渋谷で上映してるって知ったので、行ってしまったわ^^

49分という短い映像だったけど、島での暮らしの大変さがすごく伝わってきました。
そしてイザイホウがとても重要な神事だったことも。
昔はきっと日本の各地でこのような神事がおこなわれていたんだろうな。そして時代と共に変化して、簡略化されたり、観光化されたり・・・でも、イザイホウは、そういうものには変化せず、そのまま消滅したんだね。

島に残っても仕事はない。若い人が島を出て行くのは時代の流れで自然なことだと。
神様もわかってくれますって、島の女性の言葉が印象に残りました。
すごいすごい貴重な映像を観ることが出来て良かったです(^-^)

それにしても大海原に漁に出る船。
「ありえないでしょ!」 ってくらい小さくて心許なくて、そこに一人で立つ男。荒波の所為で船は見えず、まるで男が海原に立っているかのような映像。凄すぎる。
大国主命のもとに遙か沖からやってきた少彦名命ってこんな感じだったのかしら・・・なんて想像しちゃったわ(笑)

映画の後は、アップリンク1Fにあったカフェ「タベラ」でランチ。
グラスビールも貰っちゃうもんね。

いただきますー

鶏肉の香草焼きを貰ってみました。皮がパリっとしていて美味しかったです^^

ごちそうさまー

映画は終了日は未定とのこと。現在2月13日までのスケジュールは載ってますので、興味のある方はお早めに(^^)
http://www.uplink.co.jp/movie/2014/34130

2015年2月28日からは、沖縄の桜坂劇場と、名古屋のシネマスコーレにて公開予定とのことです。

公式サイト:http://www.kaiensha.jp/

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おまけ:
母親が使わないという、お顔のコロコロを貰いました。

効くの?

貰ってから数日は、少しだけコロコロしてましたが、その後存在を忘れww
あおが気に入ったみたいで、カジカジしてました(笑)

反省?

そうねえ。うみちゃん使ったら、もうちょっと可愛い顔になるかしら?(^^;

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