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サントリー美術館、仁阿弥道八展のメンバーズ内覧会に参加しました [アート]

1月6日(火)、川瀬巴水の展覧会を観て、ラーメンを食べたあと向かったのは六本木。
サントリー美術館です。

入り口です〜

前回開催していた 「高野山の名宝展」 で孔雀明王サマに会いに通いまくったので友の会に入会したのですが、現在開催中の展覧会で会員向けのイベントがあったので、平日に会社を休んだという次第(笑)

整理券ゲット

火曜日は本来なら休館日。
この日は 「メンバーズ内覧会」 というものがあったのでした。整理券が 13 時から配られるというので少し前に到着したら、めちゃめちゃ並んでます。やばーいって思ったけど、ちゃんと整理券がもらえたので良かった。

学芸員さんのお話が聞けると、より深く展覧会を楽しめるのでいいね。

チラシです

仁阿弥道八。江戸時代の焼き物師です。
関西ではかなり有名なんだね。でも関東では知っている人は少ないです。
サントリー美術館での開催が決まった時に、関西の美術館の人が 「本来なら、新春いちばんに関西で仁阿弥道八展を開催するべきだったのに、東京に取られてしまった」 と言っていたという裏話も聞けましたw

初代・高橋道八は、仁阿弥道八のお父さん。
仁阿弥道八は、二代目・高橋道八になるのですが、仁和寺宮より 「仁」 、醍醐寺三宝院宮より 「阿弥」 の号を賜ったんだそうな。

チラシ裏

現在は九代目の高橋道八が活躍しているそうです。1973 年生まれの女性だって^^
展覧会では、この九代目の作品も展示されていました。
なんかね、伝統を受け継ぎつつ、洗練された印象をとても受けた作品。良かったです。

仁阿弥道八は、尾形乾山の写しをいろいろ作ったそうで、本当に見た目は 「乾山の作品?」 と思ってしまうような色遣いと模様(笑)
バラエティに富んだ作品がいろいろあって面白かったです。

乾山のマークもあったりしてw

でもやっぱり楽しかったのは彫塑的作品。置物のコーナー。
思わず笑顔が出てしまう置物がたくさんでした。

山羊さん

この展覧会を担当した学芸員さんは、学生時代に見たこの ↓ 狸の炉蓋が忘れられず、仁阿弥道八のことを調べて、この展覧会を企画したんだそうな。

良い表情

会員向けのイベント、よかったな^^
また次回の展覧会でも参加しよう!って思いました♪

あー。私が学芸員だったら・・・いちおう資格だけは持ってるよw
レメディオス・バロの展覧会を再び!と、マドレーヌ・リュカの作品を持ってきたいなあ(笑)
「リュカ」って名前を名乗っていたら、いつかマドレーヌ・リュカの作品を実際に見られると願掛けしてるんだけど、未だに実現せずww

そうなのよー

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天才陶工 仁阿弥道八展
サントリー美術館
2014年12月20日~2015年3月1日
10:00~18:00 ※金・土は 10:00~20:00
火曜休館
http://www.suntory.co.jp/sma/

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