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東京国立近代美術館の菱田春草展に行ってきました [アート]

今日は尾道日記はお休みして、展覧会の記事です。
9月26日は、東京国立近代美術館で開催している 『 菱田春草展 』 に行ってきました。

チラシです

このチラシの猫ちゃん。超有名ですよね^^
でもこの重要文化財の猫ちゃん " 黒き猫 " は、10/15 ~11/3 の限定公開なのです。招待券を 2 枚もらったので、前期と後期の両方に行くのだ♪

この猫ちゃんには 2010 年の展覧会で会っているのですが、また会えるのは嬉しい^^
15日以降に会いましょうねー♪

黒き猫

菱田春草 (1874-1911) は、草創期の東京美術学校を卒業後に、岡倉天心の日本美術院創立に参加した人物。今までの日本画に欠かせなかった輪郭線をあえて描かない、無線描法を試みたりしました。

36 歳という若さで亡くなっているのよね。
横山大観は、もしも菱田春草が生きていたら、自分の技術ももっともっと向上したと思うって言っているようです。一緒に西洋画の画法を取り入れた研究もしていたもんね。。。

図録です

これだけたくさんの春草の作品をいっぺんに観たのは初めて。
重要文化財に指定されている作品は今回の展覧会に全部出品されます。(前期・後期、どっちも行く必要がありますがw)

私が個人的に楽しみにしていたのは、猫ちゃんシリーズ!!
黒き猫シリーズ、白き猫が勢ぞろい^^

かわいいでしょー 公式サイトより

ああ、ほんっとうに可愛い。
この黒猫の毛の質感。思わずその毛に触りたくなります。小さいくせに、いっちょまえに凛々しい顔付きをしちゃって (^ω^
作品の前で、かなーりニヤニヤしていたと思います。

同じ黒い生き物でも、カラスは羽の硬さを感じる描写。

これまたステキ

輪郭線を描かない朦朧体と呼ばれる手法。
これで描かれた作品は、印象派を思わせるような作品。

ほんわか

横山大観とのコラボで ” 秋草 ” という作品もありました。
琳派の酒井抱一を意識した作品で、銀箔地の背景にススキと紫苑を描いた作品で素晴らしかったです。

これ
酒井抱一「夏秋草図屏風」

” 落ち葉 ” の連作 5 作も、見ごたえがあります。
カサカサと、葉が重なり合って出る音まで聞こえてきそう。これから冬に向かっていく、そんな肌に冷たい空気も感じました。

いいでしょー

次は、10月15日以降に行ってきます。
重要文化財の " 黒き猫 " に会わなくちゃだもんね♪
「日本画はチョット・・・」って方でも、猫ちゃん好きならオススメの展覧会ですよー(^▽^)b

見に来てにゃ

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菱田春草展
東京国立近代美術館 竹橋
2014年9月23日(火・祝) ~ 11月3日(月・祝)
午前 10 時~午後 5 時(毎週金曜日は午後 8 時まで)
※ 会期中、展示替えあり
http://shunso2014.jp/index.html
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ここからは覚え書き!!
やりましたーーーーーーー!!!!!

わーいわーい

サントリー美術館にいよいよ登場!!
高野山の名宝展!!

高野山と言えば弘法大師空海!
そして空海の真言密教と言えば、私にとっては孔雀経法!

うれPPPPPP

快慶作の重要文化財、孔雀明王坐像がやってくるよぉぉ(歓喜!)

まだ仁和寺国宝の孔雀明王像は見てないけど、
トーハク所蔵の国宝、孔雀明王像も見てないけど、今年の6月。法隆寺展開催の時に孔雀明王像に会って、その絵の前で「結縁させて〜〜〜」ってお願いしてきたから今回見られるのかもぉぉ(ToT)ノシ

めちゃめちゃ楽しみです。
2014年10月11日から、サントリー美術館で開催です!
http://www.suntory.co.jp/sma/

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