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オルセー美術館展に行ってきました [アート]

バレエ・リュス展を観た後・・・せっかく新美術館に居るんだから観ていくか〜って思って、ここの2Fで開催している『オルセー美術館展』も観てきちゃいました^^

図録〜

マネの《笛を吹く少年》は、やっぱり素敵だったー♪♪

存在感あり!!

余計な背景を描かず、一見のっぺりとした印象なのに、足元の影や洋服の輪郭でめちゃめちゃ存在感が増している作品。もう、唯々少年だけを見つめて参りました(笑)

今回の展覧会、さすが夏休みシーズンだけあって、自由研究なども意識してる?
展覧会の構成がとってもスタンダードでわかりやすいものになっていたように感じます。

19世紀フランスの絵画状況や歴史的背景の説明もあり、歴史画とはこういうものとか、裸体に対する考え方、印象派、近代の絵画などとカテゴリ分けされていました。
そしてマネに始まり、マネに終わるという展示方法。

クロード・モネの《草上の昼食》は日本初公開。
有名どころの画家たちの作品がどどーーんと来ていたので、純粋に楽しめる展覧会でしたわ。
お客さんもいつもとは違って、母親と子供という組み合わせも多かったかな^^
親子で来てるのですねー。さすが夏休み!

さてさて、印象に残ったのは、地獄に落ちて激しく争う罪人と、それを見つめるダンテとウェルギリウスを描いた、ウィリアム・ブグローの《ダンテとウェルギリウス》という作品。『神曲 地獄篇』が主題だそうな。

肉迫!

喉元に噛みついている人物。
噛みつかれた方は仰け反っている所為もあって顔が鬱血してます。筋肉の動きなどめちゃめちゃ迫力がありました。
(なにこれ?ホモ?って言ってる中学生グループには笑ったww)

アレクサンドル・カバネルの《ヴィーナスの誕生》に描かれているヴィーナスはやっぱり綺麗ね♪

肌が美しい

クロード・モネ《かささぎ》の作品は雪がとても印象的。
淡い黄色い色が雪をよりリアルに見せている気がしました。実際に雪景色ってこんな感じだよなーって思うもの^^

雪いいね

混雑はしていたけど、会場も広いのでさほど苦にならず鑑賞することが出来ました。

この展覧会のあと、ラーメンを食べて帰ってこなかったので
今回は前日飲んだビールをパチリ(笑)

サイゼリア(笑)

仕事のあとの1杯は美味いね♪

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オルセー美術館展 印象派の誕生 -描くことの自由-
国立新美術館
2014年7月9日(水)~10月20 日(月)
午前10時~午後6時 金曜日は午後8時まで
毎週火曜日休館

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