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「キトラ古墳壁画」を観ました。混んでた〜! [アート]

5月2日。東京国立博物館で開催中の「キトラ古墳壁画展」に行きました。
毎日めちゃめちゃ混雑していて、入場制限をしている展覧会。この日もズラリと長蛇の列でした。

覚悟です!

待つことは覚悟していたので、列に並びながら読書。並んでいると音声ガイドの貸し出しが始まったので、借りることにしました。
いつもは音声ガイドは借りないんだけど、今回はあまりにも混みすぎていて立ち止まって鑑賞することができないようなので、キャプションをじっくり読む時間は無いだろうしネ。

30分待ちと言われていたけど、実際は館内に入るのに44分かかりました!(笑)
いやー、こんなに並んだのは初めてだなww

キトラ古墳

でも仕方ないよね・・・キトラ古墳の壁画。
なにせ明日香村以外で公開されるのは今回が初めてだし、今後東京に来ることはないだろうし。

今回の展覧会では、朱雀・白虎・玄武・青龍の四神のうち、青龍を除く三神の壁画が展示されてました。レプリカは、ちゃんと四神が揃ってましたけどね^^

図録です

青龍は東の方角を司っているのですが、侵入した泥土によって表面が覆われてしまい、その姿が殆ど分からないのです。
一番見やすかったのは白虎かなー。これ ↓ は、チラシを撮ったモノですが、虎の姿がよく分かるよね。

格好いいでしょ

あとは十二支像のうち、子・丑が展示されていましたが、よく見えませんでした。
図録を買ってじっくり眺めたわ。

図録にはキトラ古墳と高松塚古墳の四神の比較も載っています。
キトラ古墳の白虎は通常(中国などで描かれるもの)の白虎と違って右を向いているんだね。

図録です〜

キトラ古墳の壁画は、平成28年に開園が予定されている「国営飛鳥歴史公園」の施設内に公開されるんだそうです。そのときは絶対奈良に行って見るぞー!

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本館でキトラ古墳壁画展を見たあとは、平成館で開催されている「栄西と建仁寺展」をまた観に行きました。
5月6日まで、海北友松筆の雲龍図が全8幅公開だったので♪
やっぱり一列にずらーーーっと並ぶと迫力がありました^^

俵屋宗達筆の国宝「風神雷神図屏風」も堪能して、その後また本館に戻って、尾形光琳の重文「風神雷神図屏風」を見ましたよ。こっちは写真撮影がOKなのでパチリ♪

尾形光琳

尾形光琳

光琳のほうが、より漫画チックになってる感じ?
こっちもいいけど、私は宗達の作品の方が惹かれます^^

20:00になって閉館の時間。外に出ると、まだキトラ古墳展を見る人の列は続いていました。何時まで開けていたんだろうね?

パチリ

新しくなった博物館の入口。
ここにもショップがありそうなので、今度時間のあるときにゆっくり覗いてみようと思います。

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特別展「キトラ古墳壁画」
2014年4月22日(火)~ 2014年5月18日(日)
東京国立博物館 本館 特別5室

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