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コロルくん、船に乗る [コロルくん劇場]

あれー?
ここどこー?

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船の上だよ。

ぼく、軍艦島ってとこに向かってるんだって!


タグ:軍艦島 長崎
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『聖なる怠け者の冒険』 とフジモトマサル氏 [本]

九州旅行のため、今日は予約投稿での UP です~!


図書館に予約して約7ヶ月待って借りた本。
森見登美彦の「聖なる怠け者の冒険」

森見氏の話はどこか懐かしく、そして不思議な世界。
京都を舞台にしたお話が多くて、しかもちょっと怪しい感じでスキなのです。

届いた本の装画を見てビックリ!!
フジモトマサル氏のイラストではありませんか!(@o@

フジモトマサルだー!

この人のイラスト大好きなんです^^
これまた少し影があって独特の雰囲気。そしてシュールな漫画が最高!

調べてみると、この物語は朝日新聞の夕刊で連載されていて、フジモトマサル氏が挿絵を描いていたんだそうな。そして挿絵を集めた本も出ていることを知ったので、そっちも借りてみました。

挿絵を見ながら物語を読むぞ〜と進めてみると・・・
あれ?
物語の序盤に出てこない人物が、挿絵本には登場してるぞ?という感じに、本と挿絵に微妙な違いがあり混乱してしまいました。

あまりにもスッキリしないので、本のあとがきを読むと、改稿するのに行き詰まって殆ど新しく書き直した作品なんだとか(笑)
そりゃ連載時の挿絵と食い違いも出てくるわけだww
そうと分かれば、本は本。挿絵本は挿絵本というように違うものだと割り切って楽しみました^^

物語は、この作者らしく砂が指の隙間からこぼれ落ちるように、つかみどころのない作品。(あ、良い意味での褒め言葉ですw)
キツネにつままれたような、、、この作品ではタヌキが出てくるのでタヌキに化かされたような、そんな不思議な展開ですよ。

すてき!

そんな物語にピッタリの挿絵。
挿絵本を読んでいくと、森見氏の原稿が遅れると挿絵にも取りかかれなくて焦った話や、文中に人物の外見描写がなくて苦労したという裏話が書かれていて面白かったです(笑)

森見さんっば、フジモトマサルさんを困らせないでくださいよぉーw

猫がいいのよね

この挿絵本は買いだなって思いました^^


フジモトマサル氏の作品はだいたい読んでますが、ファンになったきっかけは、このマンガです。
本の帯もだいぶ黄ばんでますが(笑)

長め、なんですよ

『長めのいい部屋』
ここに出てくる登場人物 (登場動物?) のやりとりが 「クスっ」 と笑えて楽しい。
そして部屋の様子なども魅力的なのですよー。

あおくん

うみちゃん

楽しいよ(^-^)


長めのいい部屋

長めのいい部屋

  • 作者: フジモト マサル
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 1998/12
  • メディア: 大型本



長めのいい部屋 (中公文庫―てのひら絵本)

長めのいい部屋 (中公文庫―てのひら絵本)

  • 作者: フジモト マサル
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2005/05/26
  • メディア: 文庫



聖なる怠け者の冒険 挿絵集

聖なる怠け者の冒険 挿絵集

  • 作者: フジモトマサル
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2013/05/21
  • メディア: 単行本



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