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2014年、日光山輪王寺の鬼門除け札と角大師 [勉強です]

2015年の鬼門除け記事はコチラ → http://rongo-rongo.blog.so-net.ne.jp/2015-02-02

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うちのブログの 「検索ワード」 の上位は、【日光山・輪王寺・鬼門除け・鬼門除けまつりかた】 です(笑)
これ以外にその時に開催されている展覧会のキーワードが入ってきますが、基本はコレ。

はとバスツアーで輪王寺を訪れて、「団体割引です」と言われて買った鬼門除けをどうするか悩んで検索するのかしら?などと思いました。

これが来年バージョンです~

そんな私も、もともとはツアーで輪王寺に行って鬼門除けを受けたクチです。
でもこの鬼門除けのデザインがとっても気に入ってしまい (とくに角大師の護符!)、それ以降毎年手に入れております。それに輪王寺から毎年振り込み用紙が送られてくるし(笑)

今年の立春に掛け替える鬼門除けが届きました。
節分を境に、立春より星変わりとなるのでお札を掛け替えるのです。
今回は朱色なんだね(^^)

かっこいいでしょー

あおくんもチェックチェック。
「これから1年ボクたちを守ってくれるお札なんだね」と言っているかと思いきや・・・

ほんとは邪魔だと思っている

じつは、さっきまで甘えモード全開で此処でチュパチュパしていたのに、鬼門除け札を撮影するために場所を取られてムカついているところなのです(笑)

甘えて鼻水を出していた証拠写真。鼻の頭が濡れてますよー。

かならずびちゃびちゃ

うみちゃんは、まるで興味なし。

私は眠たいの

この鬼門除けには葉書がついてまして、こちらに名前と生年月日を書いて送ると御本尊の御宝前に献じて、無病息災を祈願してくれるのです。さっそく家族全員の名前と生年月日を書いて、昨日投函しました。(日光山輪王寺は、今を生きている人のためのお寺です)

もちろん家族全員です

この鬼門除けに巡り合ったのも何かの縁だと思います(^^)
なのでこの鬼門除けの裏に挟みこんである角大師護符の角大師(つのだいし)について書こうかな^^

おふだです~
<< この護符の裏面に、家族の名前と生年月日を書いておきます >>

角大師は、良源(りょうげん)さんという平安時代の天台宗の僧です。
諡(おくりな:死後に奉る名前)は、慈恵大師(じえだいし)。そして、正月3日に亡くなったので、元三大師(がんざんだいし)とも呼ばれてます。
どれかの名前は見たり聞いたりしたことがあるのでは?(^^)

18代目の天台座主(天台宗の最高責任者)も務めた方です。
どうして良源さんが、こんな角を持った鬼の形であらわされているかと言うと、疫病が流行したときに良源さんも感染して苦しみを体験しました。

この苦しみから人々を救うためにひたすら祈り、がりがりに痩せてまさに鬼の形相になったんだそうな。この恐ろしい形相に、さすがの疫鬼も恐れを成して退散。
そのときの姿を写したものが角大師というわけです。

これが角大師

まあ、怖いというよりも私には可愛い姿に見えますが・・・(^ω^

別の説では疫鬼を退散させるために良源さんが祈ると、みるみるうちにあばら骨が浮き出して、角が生え、鬼のような形相になったので弟子たちがその姿をお札に刷って都の人々の家の戸口に貼って回ったので、疫病が去ったという話もあります。

裏面はこんな感じ

いずれにしてもありがたいお札なんだわぁ~♪
鬼門除けのお札が家にある方は、大事におまつりしてください^^

ちなみに今掛けているお札はこちらです。白色だったのよ。
お札は、北東(鬼門)または、北の壁や柱に吊りさげます。

一年間ありがとう

鳳凰のついた面が表で、お札をはめ込む方を裏にして掛けますよ。
立春は2月4日。忘れずに掛け替えるぞ!(^^)

古いお札は、また日光山輪王寺に行くときに持って行ってお返ししようと思ってます。
いつも日光に行くときに持って行って、輪王寺の人に手渡ししてるのです(笑)
母上、うちに送ってくれたら古いお札一緒に持って行くよー。
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