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幽霊・妖怪画大全集展に行きました [アート]

25日の日曜日。
この日は相方君が家で仕事をしていたので私は横浜まで行ってきました。
現在そごう美術館で開催中の 「幽霊・妖怪画大全集展」 を観に行ったのです^^

会場の入り口をパチリ

この夏は三井記念美術館で開催してる「大妖怪展」を皮切りに、どっぷり妖怪&幽霊の世界に浸っている私です(笑)

チケットと図録

横浜まで遠いかと思ったけど、うちから一時間で着くんだ~。
それが分かると行きやすくなるわ。来週はマンモスYUKA展を観るためにまた横浜に行くし^^

さてさて、この展覧会は、京都出身の日本画家であり風俗研究家でもあった吉川観方(かんぽう) が集めた幽霊&妖怪画コレクションの紹介です。現在は、福岡市博物館に所蔵されている、肉筆画や浮世絵版画の幽霊画・妖怪画、妖怪絵巻など約160点が来ておりました。

まずは骸骨から展示が始まります。
夏休みなので子供を意識している展覧会。解説も子供向けに書かれているものは、非常に分かりやすくて面白いです(笑)

骸骨大好き~~

死体が腐乱しやがて白骨化していく・・・そんな骸骨が無念無想で座禅を組んでいます。
応挙の作と伝えられている図と、応挙の構図を写した原在中という人の作品。
骨って美しいよな~と、しみじみ見入ってしまいます。

臨済宗の僧侶が描いた骸骨は、子供が描いたかのような骸骨で可愛い。
とてもイキイキしている骸骨です^^

この掛け軸ほしい

次のコーナーは肉筆画の幽霊画がずらり!!
「こわーーーい」なんて言ってる子供さんも居ましたよ^^
綺麗なものから、おどろおどろしいのまであったからねぇ。抜け落ちた髪まで繊細に描いた掛け軸は、迫力ありましたよー。

死して尚、お上に直訴状を渡そうとしている男性の幽霊とか。

真剣なまなざしです

幽霊画のあとは、妖怪画です。
こっちは一気にコミカルで楽しい作品が多くなります。
漫画の原点ココにあり~って思えるよね。

百鬼夜行ですよー

展示の最後には、吉川観方(かんぽう)自身が描いたお岩さんと、番町皿屋敷のお菊さんが居ました。

愛らしく思えます

お岩さんもお菊さんも、幽霊だけど生きていた頃の日常を描いてあって、お化粧をしているお岩さんなんて、なんだか見ていたら切なくなってしまいましたよ。
観方の愛情が出ている作品だなーって思いました。

9月1日で終わってしまいますが、興味があったら是非!
見応えのある面白い展覧会でしたよー^^

ショップでは手ぬぐいを購入(^^)
九尾の狐、可愛いでしょーーー!!!

この絵すき~~

舞骨堂ってところの手ぬぐいのようです。京都にあるお店なんだね。
絵はがきも付いてました^^

飾ろうっと

こちらは幽霊&妖怪のシール。オマケで貰いました。
YKI48 って便乗企画で人気投票したみたいです。一位は、チケットの表紙にもなっている国芳の骸骨だったみたいね(笑)

さて、どこに貼りましょう?

ランチは、そごうのレストラン街で。
イルピノーロ・レヴィータってお店でパスタを食べました。

満足です

ホタテとセロリのパスタ、美味しかったですよ。
ビールも飲んじゃった(^^)

1本だけね~~

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福岡市博物館所蔵
幽霊・妖怪画大全集
2013年7月27日~9月1日
10:00~20:00
そごう美術館(横浜)

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