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ルーヴル美術館展 ―地中海 四千年のものがたり―を観てきました。 [アート]

7月20日から東京都美術館で開催中の、ルーヴル美術館展~地中海 四千年のものがたりを観に行きました。

カタログです~

今回のルーブル美術館の展覧会は「地中海」をテーマにしたものです。
西洋と東洋を結ぶ地中海世界の四千年におよぶ歴史的・空間的な広がりをルーブルの収蔵品で展観するという企画。

こちらはチケット

この企画は面白かったです。
地中海を舞台に、西洋と東洋が出会って誕生していった芸術作品。その流れを追って観ていけたのが面白い。

このあたりは見慣れてます

B.C.2000頃のギリシアの作品に始まり、エジプトの像や木棺が続きます。
最初はいかにもエジプトです!という作品が並び、その後ギリシアの影響を受けたエジプトのイシス神像は、まるでヴィーナス像を観ているかのようでしたよ(笑)
エジプトの神とギリシアの神の融合。面白い!

今回の展覧会の目玉とも言うべき作品は、日本初公開のアルテミス像。
通称「ギャビーのディアナ」と呼ばれている狩りの女神アルテミス像です。

ほんとに美しかった~

18世紀、スコットランドの画家ハミルトンが、ローマ近郊ギャビーで発掘したんだそうな。
展覧会ではぐるりと360度像の周りをまわって見ることができます。ほんっっっっとに美しかった!!
肩にある布のボタン(?)を持つ手の仕草、今にも優美に動き出しそうな感じ。サンダルもかなりデザインは私好み(笑)

1808年にルーヴルに収蔵されて以来、初めて館外に出品されたんだそうですよ。
これはめちゃめちゃ貴重です(^▽^)
かなり混雑していたけれど、見応えがあって面白い展覧会でした。

そうそう。展覧会とは直接関係がないけど、地中海絡みで・・・
約8000年前に西アジアで誕生したワイン文化。これは紀元前7世紀の末までに当時イタリア中部にいたエトルリア人が地中海を行き来してヨーロッパに運んだとされていたんだけど詳細は不明だったんだって。

でも、フランス南部の港町で発掘されたアンフォラ(ワインを入れる壺)の中の残りカスを分析したら、エトルリア系のアンフォラにある酒石酸が検出されたんだそうな。きっとイタリア中部で船積みされたワインがフランスの地中海沿岸に運ばれてワイン造りの技術をもたらしたんだろうという仮説を裏付けたという記事を読みました^^

さてさて。展覧会を観た後は、美術館内にあるレストランでゴハン。
パスタをいただきました^^

味は普通だったかな

くつしたにゃんさんからの情報で発売したばかりの Newton もゲット♪
(ついでにPenも買っちゃった)
さっきのワインの話は、Newton に書いてあったのでした。

うれしーねーーー

ティラノサウルスの最新情報をゲットするのが目的だったけど、今ヨコハマで開催中の冷凍マンモスYUKA 展に関する記事もあったので有益でした♪
会期中に YUKA に会いに行くんだもーーーん(^▽^) 9月の予定ですがw

ちらしもゲット

この冷凍マンモスYUKAちゃんは、永久凍土の崖にぶら下がっていたんだって。
その写真も雑誌に載っていて、かなりの迫力!!興味のある人は雑誌を買ってねw
どうしてYUKA って名前なんだろうって思っていたけど、発見された場所「ユカギル」に由来してるんだね。

雑誌を見ていたら、はやく観に行きたくなっちゃったよぉー(^▽^

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ルーヴル美術館展 ―地中海 四千年のものがたり―
東京都美術館 企画展示室
2013年7月20日(土)~9月23日(月・祝)
午前9時30分~午後5時30分(金曜日は午後9時まで)

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