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東京国立博物館・東洋館に行きました [アート]

昨日の土曜日は東京国立博物館で、王羲之(おうぎし)展を観に行きました。
そのあと1月2日にリニューアルした東洋館を覗いたので、今日はこの記事を。

2009年6月以降、耐震改修工事をしていた東洋館。
展示ケースには低反射ガラスを用い、LED照明の導入したそうな。殆どの作品の撮影がOKだったので、いくつか撮影してきました。

館内の様子

カンボジアの浮彫アプサラス(水の精)像。

綺麗な女性です

大日如来は日本のものと違ってスリムです(笑)
インドネシア9~10世紀の作品。

やっぱり違うモンですね

パキスタン・ガンダーラの如来は西洋文化の面影。

ギリシャ彫刻のようです

こうやって観ていくと、インドで生まれた仏教は日本に伝わってくるまでの間に、
西域の芸術も巻き込み、いろ~~んな宗教&思想&芸術が混ざって混ざってやってきたんだなーと実感です。

それだけ多くのものを含んだ仏教。そりゃ、日本古来の神も混ざって定着しちゃうわなーと、
改めて思いました。日本古来の神だけじゃ敵わん!(笑)
今、松本清張の 【火の路】 を読んでいるので、余計にそう思っちゃうww

さて、こちらはエジプト・テーベ出土の「パシェリエンプタハ」という青年のミイラです。

ぐっすり寝てください

今でこそいろんな展覧会を観て、ミイラもたくさん観てますが
このミイラは上京して博物館で初めて観たミイラ。

「おおお!すごーーい!ミイラ本物だ~~!」と、当時18歳の私はかなり感動したのでした(笑)

他にも可愛らしい緑釉(りょくゆう)犬。中国2~3世紀の作品。
いい顔してます(^^)

鳴き声も可愛いだろうなー

こちらは龍の姿が美しい花龍耳瓶。中国8世紀の作品。
色もきれいよね~~。重要文化財です。

首のカーブがいいよね

この壺も色が本当に綺麗でした。
写真だとイマイチかなあ。。。艶があって素敵な壺だったんですよー。
中国は明の時代。15~16世紀です。

こういう壺ほしいなあ~。うみちゃんが入るかな

そしてやっぱり翡翠!

家に飾りたい!

翡翠香炉です。
翡翠は硬質なので加工が困難と言われてるけど、中国の翡翠加工は美しいですね^^
これは19世紀の作品です。

今回こまかい作品はスルーしてきちゃったので、またじっくり観に来ようと思います。
しばらくは東洋館を楽しめそうです(^-^)v

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