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「青山杉雨の眼と書」展に行きました [アート]

8/31 は、東京国立博物館で開催中の「青山杉雨の眼と書」展を観てきました。

このへんの世界は分からないのよね~~

全く知らない人だし、書の展覧会なのでチケットを買って行くつもりはありませんでした。
でも国立博物館の年間パスポートを持っていて、特別展も各特別展につき1回は鑑賞出来るんです。なので知らない世界だけど鑑賞してみようって思ったのでした(^^)

秋は特別展が続くのよ~

書家・青山杉雨(さんう) は、文化勲章を受章している人物なんだね。
昭和から平成にかけて書壇に一時代を画した書家なんだそうです。

会場はガラガラでしたが、見に来ている人はこの人を良く知っている人たちのようで、熱く語りながら作品を見ていました。
これだけ見事に「書」ばかりだと、だんだん「文字」が「絵」に見えてくるから不思議です。象形文字のような書もたくさんあったので、なるほどこんなふうに文字を分解して見ていくのは面白いな~と感じるようになりました。

動物がたくさんでしょ?

殷文鳥獣戯画は、文字の動物がたくさん居て、なんだか小川芋銭が描いたカワウソがたくさん居るようにみえてきて楽しかったです。
長い掛け軸に書かれた文字は物凄い迫力で、文字の雨に飲み込まれそうな感じでした。

それから見事だったのは硯や印材のコレクション。
見ていてため息が出ちゃいますよ(^^)
書斎を再現した空間もあって、見るからに貴重な調度品がシンプルに飾られていました。

うちにお金があったら、こんな風に素敵な骨董品を集めて飾りたいなーって思っちゃいましたよ。
(あお&うみに落とされて壊れそうだけど^^;)

かなり点数もあって、見応えのある展覧会でした。

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「青山杉雨の眼と書」
2012年7月18日(水)~9月9日(日)
東京国立博物館 平成館(上野公園)
9:30~17:00
金曜日は20:00まで、土・日・祝・休日は18:00まで開館

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