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三都画家くらべ ~京、大坂をみて江戸を知る [アート]

5月5日、こどもの日。
この日は朝から良い天気だったので、バイクでお出かけです。

ホントはトレッキングをしようと思っていたのですが、あおの尿検査の結果を聞きに病院に行かなくちゃならなかったので、トレッキングは中止。まぁ、トレッキングは次の機会にね^^

向かった先は府中です。途中、藤が綺麗に咲いている神社を発見!
調布の国領神社でした。後で調べてみたら、「千年乃藤」が御神木なのね。

緑に紫という色合いがとっても好きです

とっても雰囲気の良い神社。バイクに乗っていて、お尻が痛くなってきた頃だったのでしばし藤を見ながら休憩しました^^

紫が見事でしたー

今回の目的である府中市美術館が近づいてきた頃、いきなり戦闘機が!!

これも美術館の展示品かと思ったw

航空自衛隊の府中基地は、美術館もある府中の森公園に隣接していたのね。
うーん、かっこいいね!!!

なんかわくわくします

さて。これまた展覧会は既に終わってしまいましたが、
府中市美術館で開催していた、三都画家くらべ展。

さすが綺麗な美術館だなあ

江戸、京都、大阪の作品を比べて見てみましょうという展覧会です。

企画としては面白い!

三都。今でこそ新幹線であっというまに行ける距離だけど、
江戸時代では、なかなかそうも行かず。おのずとその土地土地の気風に違いが表れます。
京の優雅さ、江戸の抑制の美。そして大阪の深みとおかしみ。
活躍した画家たちの作風の違いを見ていく展覧会。企画としては面白い試みだと思いました。

こういう絵は国芳だぉー

見ていて、大阪の画家って殆ど知らないことに気づきました。
なので勉強になりましたわ~~

大坂の浮世絵師、耳鳥斎 ( にちょうさい) の描いた地獄図巻は面白かった!
たばこ好きの地獄は、死後自分がキセルにされて鬼にすぱすぱ吸われていたり。
ところてん売りが地獄に行くと、自分がところてんにされて押し出されるの。グロい内容なのに絵が可愛らしいから笑ってしまいました。

江戸の絵は、やっぱり普段見慣れている土地が出てくるので親近感がわきます。
当時の浅草はこんな感じだったのねーとか(笑)

長谷川雪堤という人の作品

戦前に展覧会で出品されて図録に掲載されて以降、一般公開がなかった若冲の
<< 垣豆群虫図 >> も展示されていました。カマキリやその他虫たちの動きが良かったです。

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三都画家くらべ - 京、大坂をみて江戸を知る -
2012年3月17日(土曜日)~ 5月6日(日曜日)
府中市美術館

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