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東京国立博物館:博物館でお花見を [アート]

ボストン美術館展を観た後は、常設展エリアに移動しました。
4月15日まで常設展では、【博物館でお花見を】と題して、桜をモチーフにした作品が展示されてるんです。

咲き始めたとは言え桜はまだこれからですが、博物館内は満開ですよ♪
そして常設作品は写真撮影OKなものも多いので、いくつか撮ってきました。

狩野主信 (もりのぶ) 作の吉野山図。
吉野の山に咲く山桜を描いた作品のアップです。

吉野山図

こういう景色を見るときに必要なものはお弁当!(笑)
葵紋蒔絵野弁当の一揃え。

なんて優雅なお花見になるのでしょう!

酒器や重箱、飯椀、汁椀。そして茶を点てる道具まで含まれていたんだそうですよ。

伊勢エビが入っていてもおかしくない?(笑)

そうそう。花見に欠かせないものは酒!
こんな瓢形酒入 (早い話が徳利ねw) に入ったお酒は美味しく感じちゃうことでしょうっ!

ほんっっとにきれいです

鈴木春信の『木馬遊びの子供と傘さし美人』

春信の作品って好きだわ~

同じく春信の『紀貫之』

どのあたりが紀貫之なのか、よく分からない

左は、葛飾北斎の『桜花に鷹』で、右が歌川広重の『枝垂れ桜に小禽』

この鷹も眼光鋭い 優美よね~

こんな感じに、一足早く館内でお花見をしてきたのでした^^

【おまけ】
常設展で美しかった作品はコレ!
『蓮池蒔絵厨子及び舎利塔』 江戸時代 (1672年) の作品。

一目惚れしました

舎利塔です。美しい彫りに惚れました。
解説を読むと、刀装金工の後藤程乗 (ていじょう) が制作したものらしいです。
この人物は知らないですが、本当に美しかった。中央に水晶( or ガラス) のようなものが入ってました。その中に白いものが見えたので、それが舎利だったのかな?

アップにすると、天女らしきものが彫り込まれてます。
ちょっと姿がヘン?(笑)

笑ってるように見えます

蒔絵厨子はこちら。

奥の深い金です

常設展にも国宝や重文がたくさんです。ぜひ常設展にも行ってみてね♪

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