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激混みの、<特別展>北京故宮博物院200選 [アート]

今日は国立博物館で開催中の
北京故宮博物院200選展に行ってきました。

チケットです

行こう行こうと思いつつ、あおの通院があったりで行きそびれていました。
なにせこの展覧会、1月24日まで展示されている 『清明上河図』 を観るだけで数時間待ち!という有様。

多分これを観ることは時間的に無理だろうな~。せめて他の展示品を満喫出来たら良いな・・・と思い、会場内に入りました。

会場に入ったのは16:00少し前。
今回の展覧会は夜間開館をしていないので、17:00で終わってしまいます。
このとき既に『清明上河図』を観る人は150分待ち(笑)
博物館閉館しちゃうじゃん!w

『清明上河図』を観る列には並ばず、兎に角他の展示品を観ますよ!!

この展覧会は、北京の故宮博物院珠玉のコレクションが展示されています。
門外不出の宋・元時代の書画、全41件のうち39件が日本初公開というものなんだそうな。

でも私は書画はよく分からないので、その価値もピンときませんでした(笑)
私が好きだったのは、やっぱり工芸品と仏像だなー(^^)

清を建国した満州族が信仰したチベット仏教。その仏像たちは独特でユニークですらありました。
そして彫刻が繊細で見事!
本当に美しかったです。

閉館時間に近くなると人も減ったので、織物の細かな刺繍もよく観ることが出来ました。

巻物も、「長江万里図」や、「康熙帝南巡図巻 第11巻・12巻」は素晴らしかったです。
長い巻物に、風景や集団の人たちが細かく描かれていて、観ていて飽きないなーって思いました。

17:00、閉館の時間で 『清明上河図』 を観る列は210分待ちにまでなっていました(笑)
この図は、全長約5メートル、縦24センチの巻物。この中に登場する人物は773人という多さ!
宋代の風俗を知るためにも一級の資料なんだそうな。

でも並ぶのはいやなのです
<< 新聞の写真です >>

北京故宮でも公開される機会はごくまれで、世界でも屈指の幻の名画。
上海博物館で公開された時は夜中まで行列が続いたほどだそうなので、今回これだけ並ぶのも分かると言えば分かります。

でもねー、私は諦めました(笑)
210分も並んだら、お腹が空いて大変だもの!ww

壁一面に拡大したパネルが展示してあり、ディスプレイでも細かい部分をアップで流していたので
それをみて満足することにしたのでした。
(並んで観ている人の隙間から、ちょっとだけ本物の巻物を観ました(笑))

この 『清明上河図』 の展示が終了すれば、少しは混雑も解消されるのかな?
いやはや、兎に角すごい人でしたよ。

きっと、今現在もまだ並んで観ている人がいるんだよね。
お疲れ様でございますm(_ _)m
せっかく並んでいるんだもの、じっくり堪能してください!(^▽^)b

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<特別展>北京故宮博物院200選
東京国立博物館 平成館
2012年1月2日(月・休)~2月19日(日)
午前9時30分~午後5時 夜間開館無し
http://www.kokyu200.jp/

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