奈良・春日大社は、第60次 式年造替中でした [ふらり旅・イベント]
奈良旅行。東大寺のあとは、奈良公園を通って春日大社へ向かいます。
じつは春日大社に来るのは初めて。
この界隈は何度も来てるのに、此処だけは避けてました。
春日大社は藤原氏との関わりが深いからね・・・どうも藤原氏は苦手な存在だったので、春日大社に行ったら 「何しにきた!」 なんて、藤原氏の氏神様に怒られそうで嫌だったのです(笑)
でもね、茨城の鹿島神宮にも行ったし!
博物館でも春日大社の宝物いろいろ観てるし!
藤原氏にも、良い人はいるし!
・・・というわけで、今回は春日大社に行ってみよう!って思ったのでした。
藤原氏はもともと、中臣鎌足を始祖とするんだけど、この鎌足さんが茨城出身という説があります。天皇家と結び付いて、藤原氏はどんどん力をつけていって、茨城にある鹿島神宮に祀られている神様、武甕槌命 (タケミカヅチノみこと) を春日のこの地に勧請したの。
武甕槌命は白鹿に乗ってやってきたと伝えられてるので、そのときに茨城から鹿も一緒に連れてきたのでした。
ちなみに武甕槌命は、出雲の大国主命に国譲りを迫った神様です。
(そしてわたしは出雲贔屓w)
足を踏み入れちゃった、春日大社!!
朱塗りの中門。堂々とした構えです。
中央に見える唐破風は明治時代に付けられたものなんだそうな。
この中門と、御廊 (おろう) は重要文化財だそうです。
御廊は、左右に約 13m 広がっているんだって。あとで歩いてみよう。
本来なら、中門の奥に国宝のご本殿があるんだけど、現在は式年造替の真っ最中でした。というわけで、ご本殿は拝めず。神様は仮のお住まいに移されているので、そちらはあとで行くことにします。
まずは御廊を歩いて行くよー。ふと見ると、境内には灯篭がたくさんです。
献灯されたものなんだろうねー。風化具合が、長い時を感じます。
東回廊をてくてく。なんだか異次元に入り込んでしまいそうな錯覚を覚えるよ。
お、何か書いてある。
この先に遙拝所があるようです。
あとで調べてみたら、茨城の鹿島に居た武甕槌命が白鹿に乗ってこの地に降り立った場所。
御蓋山 (みかさやま) の頂上、浮雲峰の遙拝所なんだって。
正面から写真を撮るのは憚られるので、、、斜めからパチリ。
すごーく静かで綺麗な空気を感じる場所でした。
ここは人間が入ってはいけない場所だって思ったよぉ。
参拝を済ませて、来た道を戻ります。
中門まで戻ってきて、今度は現在神様たちがいらっしゃる移殿へご挨拶。
もとのご本殿に神様が戻るのは、平成28年11月だそうです。
あと一年くらいあるね。
移殿で、武甕槌命、それから同じく東国から招かれた経津主命 (フツヌシのみこと)、藤原氏の遠祖・天児屋根命 (アメノコヤネのみこと) と、比売神にご挨拶。
写真には撮らなかったけど、明治維新以来閉ざされていた後殿 (うしろどの) が、今回の式年造替を機に、140 年ぶりに開門されてます。災難厄除けの霊験あらたかな神様たちがお鎮まりになってるとのことですよ。
後殿の近くには、万燈籠が再現された空間がありました。
春日大社には平安時代から現在まで奉納された燈籠が 3000 基あるんだって。
2月の節分、8/14、8/15 にすべての燈籠に浄火をともす春日万燈籠がおこなわれるそうな。その様子、テレビで見たことあるよ^^
江戸時代まで神職の詰所だった藤波之屋を開放してあるので、その様子を体験することができます。
やっぱり見ごたえがありました。春日大社。
縁があれば・・・式年造替後の春日大社にも参拝出来るでしょう^^
じつは春日大社に来るのは初めて。
この界隈は何度も来てるのに、此処だけは避けてました。
春日大社は藤原氏との関わりが深いからね・・・どうも藤原氏は苦手な存在だったので、春日大社に行ったら 「何しにきた!」 なんて、藤原氏の氏神様に怒られそうで嫌だったのです(笑)
でもね、茨城の鹿島神宮にも行ったし!
博物館でも春日大社の宝物いろいろ観てるし!
藤原氏にも、良い人はいるし!
・・・というわけで、今回は春日大社に行ってみよう!って思ったのでした。
藤原氏はもともと、中臣鎌足を始祖とするんだけど、この鎌足さんが茨城出身という説があります。天皇家と結び付いて、藤原氏はどんどん力をつけていって、茨城にある鹿島神宮に祀られている神様、武甕槌命 (タケミカヅチノみこと) を春日のこの地に勧請したの。
武甕槌命は白鹿に乗ってやってきたと伝えられてるので、そのときに茨城から鹿も一緒に連れてきたのでした。
ちなみに武甕槌命は、出雲の大国主命に国譲りを迫った神様です。
(そしてわたしは出雲贔屓w)
足を踏み入れちゃった、春日大社!!
朱塗りの中門。堂々とした構えです。
中央に見える唐破風は明治時代に付けられたものなんだそうな。
この中門と、御廊 (おろう) は重要文化財だそうです。
御廊は、左右に約 13m 広がっているんだって。あとで歩いてみよう。
本来なら、中門の奥に国宝のご本殿があるんだけど、現在は式年造替の真っ最中でした。というわけで、ご本殿は拝めず。神様は仮のお住まいに移されているので、そちらはあとで行くことにします。
まずは御廊を歩いて行くよー。ふと見ると、境内には灯篭がたくさんです。
献灯されたものなんだろうねー。風化具合が、長い時を感じます。
東回廊をてくてく。なんだか異次元に入り込んでしまいそうな錯覚を覚えるよ。
お、何か書いてある。
この先に遙拝所があるようです。
あとで調べてみたら、茨城の鹿島に居た武甕槌命が白鹿に乗ってこの地に降り立った場所。
御蓋山 (みかさやま) の頂上、浮雲峰の遙拝所なんだって。
正面から写真を撮るのは憚られるので、、、斜めからパチリ。
すごーく静かで綺麗な空気を感じる場所でした。
ここは人間が入ってはいけない場所だって思ったよぉ。
参拝を済ませて、来た道を戻ります。
中門まで戻ってきて、今度は現在神様たちがいらっしゃる移殿へご挨拶。
もとのご本殿に神様が戻るのは、平成28年11月だそうです。
あと一年くらいあるね。
移殿で、武甕槌命、それから同じく東国から招かれた経津主命 (フツヌシのみこと)、藤原氏の遠祖・天児屋根命 (アメノコヤネのみこと) と、比売神にご挨拶。
写真には撮らなかったけど、明治維新以来閉ざされていた後殿 (うしろどの) が、今回の式年造替を機に、140 年ぶりに開門されてます。災難厄除けの霊験あらたかな神様たちがお鎮まりになってるとのことですよ。
後殿の近くには、万燈籠が再現された空間がありました。
春日大社には平安時代から現在まで奉納された燈籠が 3000 基あるんだって。
2月の節分、8/14、8/15 にすべての燈籠に浄火をともす春日万燈籠がおこなわれるそうな。その様子、テレビで見たことあるよ^^
江戸時代まで神職の詰所だった藤波之屋を開放してあるので、その様子を体験することができます。
やっぱり見ごたえがありました。春日大社。
縁があれば・・・式年造替後の春日大社にも参拝出来るでしょう^^
境内の灯籠がすごいですね。
春日大社は二回ほど行きましたが
見応えのある神社ですね。
by toshi (2015-11-24 02:59)
子供の頃はあまり好きではなかったんですけど朱っていう色はとても神秘的な色ですよね(^_^) 赤ともオレンジとも違う……。
by mitsuya (2015-11-24 08:44)
白鹿の乗っての話は、読んだことがあるから知ってたけれど
その時鹿も連れてきたのね
今の鹿のルーツは茨城なの、、、
人が足を踏みいってはいけない雰囲気、わかるような気がするは
空気が違うって感じるのよね、、正面から撮ってはと言葉に、私反省してます
by engrid (2015-11-24 08:45)
toshiさん
灯篭の数、ほんとうに凄かったです。
すべて灯ったときの景色は幻想的でしょうね^^
mitsuyaさん
朱色って本当に神秘的。
小さい頃好きじゃないっていうのは
なんとなくわかる気がします。独特の世界ですものね^^
engridさん
鹿島神宮に行ったときに、鹿を連れて行ったって書かれていて
ひゃ~、こっから奈良まで!!ってビックリしました(笑)
禁足地ってやっぱり、空気が違いますよね。
凛としてるっていうか、ピンっと空気が張ってる感じがします。
そーゆー雰囲気、好きです^^
by リュカ (2015-11-24 09:33)
朱塗りの回廊、スゴイ神秘的ですね~。
静かにしてね♪・・・なんて言われなくても、
その雰囲気に圧倒されてしまいそうです(^^ゞ
by まつき (2015-11-24 11:07)
今度奈良へ行ったら、春日大社をお参りする事を目標にしてます
何故か、三輪大社とかはお参りしてるんですが
春日大社はご縁が・・・
by くまら (2015-11-24 11:17)
春日大社はここの所 姪のお宮参りや
七五三などに参列するのでよく伺うのです。
境内に入るとやはり空気が違うように思いますね。
(それ以外は日常良く行く場所が多いので
何も感じませんが。)
ブログを拝見すると、さらに さらに日常見る風景と
違って見えて、春日大社って、やっぱり凄いのね、
なんて思っちゃいます☆
by あとりえSAKANA (2015-11-24 11:25)
このところ体調ふにゃに気味で更新も訪問も遅くなってます^^;
お願いの一番最初が守れません(笑)
許可外の場所に呼ばれて立ち入りそうで悩みます(おぃ!)
by daylight (2015-11-24 11:27)
出雲贔屓、ありがとですw
土曜日からこちらは神様たちご一行がいらしてて観光客で賑やかです♪
地元民は(こっそり)この時期だけお願いしてもダメな気がするよねなどと混んでいる道にうんざりしております(^_^;)
藤原にも良い人はいるに笑っちゃいました♪
by りみこ (2015-11-24 11:32)
リュカさんみたい思うところあって今まで参拝していなかったという人はすっごく少ないと思いますよ~。
ちゃんと手順を踏んで偉いな。
きっと「リュカさん、お待ちしていましたよ。」と温かく迎え入れてくれたことでしょう。
一般的には私みたいに奈良に来たから一応行っておこうかタイプが多いんじゃないかしら?(^^ゞ
by kuwachan (2015-11-24 12:24)
鹿、可愛いですね。カルルスあげましたか(笑)
春日大社、行ったことあるのか無いのかも定かではありませんが、リュカさんのブログ見ていると行きたくなちゃいますね。
by tsun (2015-11-24 12:43)
まつきさん
こういう雰囲気だと、言われなくても静かになるって気がしますよね(笑)
やっぱり空気が違いました~
くまらさん
わお、くまらさんも春日大社にはご縁がなかったのですね。
わたし、まだ三輪大社も行けてないんですよ。
三輪さまのほうは、すっごい憧れてるのですが、まだまだ畏れ多くて私なんてって感じでした(笑)
でも次回はこの界隈を歩いて、じっくり参拝したいって思ってます(^^)
あとりえSAKANAさん
この日も、七五三のお参りしてるご家族が
とってもとっても多かったです^^
やっぱり奈良の人たちにとっては
身近な存在なのですね♪
春日大社、すごいわー、さすがだわーって思いましたよ(笑)
daylightさん
ありゃりゃ、体調すぐれないのですかー。
私はすこぶる元気です!(笑)
あはははw
お願いの一番最初・・・たしかにお話をきいていると
daylightさんは呼ばれて行ってしまいそう(笑)
りみこさん
はーいw
出雲贔屓でございます♪♪
そっかー、今はとっても賑やかなのですね。神様も集まってるけど観光客も!(笑)
出雲に行くときは、この時期は避けるようにしよう!^^
藤原氏・・・いい人はいるって書いたけど
具体的には誰も浮かんでこない私ですwww
kuwachan
普通はそこまでこだわらないと思うんだけどねw
この界隈を訪れる頃、ちょうど蘇我氏の話ばっかり読んでいてネww
「藤原氏めぇ~~~」なんて思っていたから近寄れなかった(笑)
今回、こっそりご挨拶してみました (^m^
そのかわり、蘇我氏のゆかりの場所には行かなかったわw
tsunさん
鹿、こんなふうに見つめる顔かわいいですよねーw
おせんべいはあげなかったんですけどね(笑)
やーーーっと訪れました。春日大社。
ちょうど塗り替えが終わったばかりだったみたいで・・・
なのでこんなに綺麗なんですね~^^
by リュカ (2015-11-24 13:04)
奈良の鹿のルーツがここに!?
尊厳ある”気”がお写真からも伝わって来ます
朱塗りの回廊や万燈籠美しいですね^^
by raomelon (2015-11-24 14:17)
raomelon さん
はいww
鹿ちゃんのルーツです(笑)
今回はじめてお邪魔しましたが・・・ほんっと凄かったw
朱塗りって美しいですよね。
万燈籠は、実際に灯がともったのを見てみたいなって思いました。
by リュカ (2015-11-24 14:34)
万灯籠ナイス!
by 夏炉冬扇 (2015-11-24 14:59)
私も、春日大社は訪れた事がないです(^^;;
別に、藤原が嫌いなわけじゃないけれど…
12月に、時間があったら行ってみようかな(^_^)v
by 風来鶏 (2015-11-24 15:24)
灯篭、見事ですよねw
灯りがともったところはまた別世界のようですね♪
藤原氏がお嫌いとは^^
あまり考えたことがないですが、なかなかのやり手
ですからね~(笑)鎌足さんとか^^
この時代のお話をよーく読むとなかなかドロドロした
争いがありますよね。
by カトリーヌ (2015-11-24 15:38)
夏炉冬扇さん
万灯籠、ほんっと良かったですよ!!
風来鶏さん
あははは(笑)
風来鶏さんも春日大社は訪れていないのですねw
12月に是非是非^^
やっぱり 「うーん、さすがにすごい!」 って唸りました(笑)
カトリーヌさん
この頃の時代好きなんですよー。
で、どうしても敗者側に感情移入しちゃうから、藤原氏めー、どんなふうに歴史を書き換えたんだ~ってなるのww
客観的に見れば、中国の属国にならないで、日本っていう国をちゃんと確立させようと頑張ったんだよねーって思うんだけど、やっぱりドロドロしててねww
by リュカ (2015-11-24 16:13)
どうも昔から日本史が苦手なので、リュカさんの解説よんで感心しています。ヨーロッパの宮殿も凄いけど、本当に日本の建築美は趣がありますね。朱の回廊神秘的で素晴らしい!
60年前に行ったきりだわ。忘れちゃった。
by ponnta1351 (2015-11-24 17:06)
ponnta1351さん
いやいや、私の知識って全然です^^;
限られた時代のことしか知らないから(笑)
なにせ、パレオマニアですから!!ww
日本の建築美もいいですよねー。
ヨーロッパに行くことができたら、また西洋建築の見方も分かって
面白いんだろうなー^^
by リュカ (2015-11-24 17:24)
朱色の柱が続く回廊は、本当に異次元のような、
独特の世界ですね。
また灯りの入った燈籠がなんとも幻想的です。
鹿はそうやって奈良に来たんですね~。初めて知りました!
by aloha (2015-11-24 21:54)
春日大社、行ったことあるか、記憶がないーー。
うん、神様に比べると藤原さんは新しいって感じよねー。
でも、私の前世の平安時代なので、贔屓するわ♪
by ChatBleu (2015-11-24 22:29)
春日大社は一度だけ。
参道の脇の巨木が印象に残ってます。
タケミカヅチのみことが祀られているんですね。
知らなかったなぁ
by 唐津っ子 (2015-11-24 22:46)
春日大社、行った事があるはずなのですが・・・・記憶が残っていないーー;)
これはもう一度行かねば
by さる1号 (2015-11-25 07:01)
alohaさん
朱塗りって異次元に向かって行くような
独特の雰囲気ありますよねー。
けっこう好きです^^
燈籠も灯りが入ったものって殆ど見たことがないので、全部に灯ったら本当に凄い世界だなーって思いましたよぉ^^
ChatBleuさん
博物館に行くと、春日大社縁起の作品って
けっこう多く見てるから、だんだん親近感がわいてきたよ(笑)
そろそろ行ってもいいかなーなんて思ったのでしたw
そうだよね。ChatBleuさんは平安贔屓だもんね♪♪
唐津っ子さん
参道脇の巨木、見事でした~。
ここは、タケミカヅチのミコトや、フツヌシがまつられてます~。アマテラス直々の神様だよね♪
さる1号さん
今は本殿が造替中なので、完成した頃行かれたら
綺麗な本殿を参拝できそうですよね♪
by リュカ (2015-11-25 09:18)
へ~~避けていたのですね。春日大社・・・他の方のコメントにもありますが、行ったことあるはずなのですが・・・記憶がない。
by T-CHIRO (2015-11-25 12:02)
T-CHIROさん
日本の神様ってタタリも多いから
怒られそうな気がしてたんですよね(笑)
T-CHIROさんも春日大社記憶にないのねww
by リュカ (2015-11-25 12:53)
灯篭の数、凄い。灯がともったら、写真に撮りたいな~。きっと、圧巻だろうね。幻想の世界だぁ!!
by S北斗 (2015-11-25 22:03)
S北斗さん
すごいですよね。灯りともったところ想像するだけで興奮しちゃいますよ。
幻想の世界ですよねー!
by リュカ (2015-11-25 22:09)